ディープインパクトの落札額が安すぎる

ディープインパクトの落札額が安すぎる

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血統
父サンデーサイレンス、母ウインドインハーヘア
父サンデーサイレンスは言わずと知れた日本競馬史上最高のスーパーサイアー。母ウインドインハーヘアは独Glを制した一流競走馬。繁殖入り後の2番子のウェイルオフアヴァロンは米GI勝ち、3番子のレディフロントはデビュー5連勝を達成、6番子のブラックタイドはスプリンクS勝ち、とディープ以前にも活躍馬を次々と輩出。7番子のディープ後もオンファイアが東京スポーツ杯2歳Sを3着、ニュービギニングがホープフルSを制するなどコンスタントな活躍を続けている。

また、2006年のセレクトセールでウェイルオフアウァロンの子(父ピヴォタル)が、2億500万円、ライクザウインド(ウインドインハーヘアの5番子)の子(父シンボリクリスエス)が9500万円で落札されるなど、一族が軒並み高額で取り引きされており、ノーザンファームにとってドル箱繁殖牝馬となっている。


セレクトセールで7000万円
ディープが取り引きされたセレクトセール2002。この時の落札価格は7000万円とその年の11番目、サンデー産駒の中では9番目と非常にリーズナブルだった。小柄な身体が原因と推測されるが、オーナーの金子氏は、兄のブラックタイドを所有していたこと、綺麗な瞳が印象的だったことから購入を決断したと言われている。

この年の最高価格馬は父サンデーサイレンス、母ダンシングキイの3億3500万。同馬はトーセンダンスの名でデビューしたが僅か1戦(0勝)で引退、種牡馬入りしている。ディープより高額で取り引きされた馬は他に、アサクサキンメダル、アドマイヤコング、クンドネイバーといった面々で、一番の出世頭は、現準オープンのマルカジークという不振ぶり。


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