ディープインパクトのシンジケートと配合相手が凄すぎる

ディープインパクトのシンジケートと配合相手が凄すぎる

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シンジケー卜は51億円
国内で種牡馬入りした馬としては日本競馬史上最高額となる51億円のシンジケート(種牡馬を共同で所有する組織のことを指す言葉で、現在主流となっている種牡馬の所有形態)が組まれた(8500万円×60株)。また余勢での種付料1200万円も最高額(07年度)で、こちらも90頭分が完売している。

参考までに記すと、07年度の主な種付料は、アグネスタキオン、スベンャルウィークが800万円、キングカメハメハ、フジキセキが600万円、シンボリクリスエス、ダンスインザダーク、ハーツクライ、フレンチデピュティが500万円であり、新種牡馬で1200万円という設定は、ディープにかかる期待の大きさを表していると言えるだろう。


歴代シンジケートランキング
1ディープインパクト 51億円サンデーサイレンス ウインドインハーヘア
2ラムタラ 44億2800万円Nijinsky Snow B"de
3ウォーエンブレム 30億円 Our Emblem Sweetest Lady
4サンデーサイレンス 25億5000万円Hdo Wishing Well
5キングカメハメハ 21億円Kingmambo マンファス
6ナリタブライアン 20億7000万円 ブライアンス・タイム パシフィカス
7ヘクタープロテクター 19億8000万円 Woodman Korveya
8エリシオ 19億8000万円Fairy King He!ice
9シンボリクリスエス 19億5000万円Kris S. Tee Kay
10エルコンドルパサー 18億円 Kingmambo サドラーズギャル
10アグネスタキオン 18億円サンデーサイレンス アグネスフローラ


豪華な交配相手
馬産地の期待を一身に背負い、スタッド入りしたディープインパクト。初年度となる2007年は、206頭の牝馬に種付けが行われた。

以下のリストに示した牝馬以外にも、エアトゥーレ(産駒にキャプテントゥーレ)、エリモエクセル(オークス勝ち)、オースミハルカ(重賞4勝)、カーリング(産駒にローエングリン)、クイーンモード(仏GI勝ち)、ゴールドティアラ(地方GI勝ち)、シルクプリマドンナ(オークス勝ち)、シルバーレーン(産駒にフラックホーク、ピンクカメオ)、スキーパラダイス(仏Gl勝ち)、スマイルトゥモロー(オークス勝ち)、ブロードアピール(JRA12勝)、ポトリザリス(アルゼンチン年度代表馬)、ラスティックベル(産駒にフサイチエアデール)、ロゼカラー(産駒にローズバト)、ロンタレース(産駒にフサイチパンドラ)など、お馴染みの名前がズラリと並び、3年後のPOGでは大争奪戦が繰り広けられそうだ。

主な配合相手
エアグルーブ トニービン G12勝の名牝。産駒にアドマイヤグルーヴ他
エアデジャヴー ノーザンテースト 産駒は牝馬にエアメサイア、牡馬にエアシェイディ
エリザベスローズ ノーザンテースト 産駒にアグネスゴールド、リミットレスビッドなど
スカーレットブーケ ノーザンテースト主な産駒はダイワメジャー、ダイワスカーレット
ビワハイジ Caerleon 産駒にアドマイヤジャパン、アドマイヤオーラなど
メジロドーベル メジロライアン GI5勝 JRA通算 10勝の名牝



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